自作系移住支援 - 事業コラボの村 - 100万円の家作り

ソーシャルビジネス系 資本力に関係なく社会問題に取り組む事業や個人に対し、「低予算で住宅や設備を作れる自作環境」 を提供して行きます。 

洋式大鎌 Scythe は本当に凄いか 1)(エコ)

大和魂ならば知っている事ですが、
日本のものは固い鋼を粘りのある柔らかい鉄でサンドイッチしてあります。
日本刀の技術であるところを鉈や鎌など一般的な道具にまで応用してしまうのが日本の手ごわいところです。
元来日本は一般作業向けと言ってぞんざいにしないですね。
そうして鋼の切れと折れない粘りを両立します。

 

エンジン刈り払い機の良いところは、チップソーが丸鋸として機能する事で、枝が5cmあろうと長く当てていればバッサリ行く事;丸鋸として対象に近づけるのですごくピンポイントな作業が可能な事などです。

刃が薄い事は、包丁で薪割りに挑戦するようなケースにては感じられます。

そういえば、
南米にはマチェーテなる刃厚通常2,3ミリ厚、刃渡り45cm程もある大型の通称「刀」がありますが、それも環境に応じて強いもので、青竹をやったり、比較的に柔らかい植物のジャングルを切り開いて行くのに適しています。
包丁と薪割りを想像すれば解るのですが、

f:id:Jigyoukyouryoku:20170704211115j:plain


当然ながら、刃厚がない方が抵抗が少なく、長時間の使用にて疲れないというプラスの側面があるかと思えば、同じ特性が硬くて太いものに対しては食い込み過ぎて抜くのが手間というマイナスの側面を持つものです。

マチェーテが長い理由は、薄くても適度な重量を持たせるという観点と、かぶれを起こすような草花に手や身体を近づけたくないという観点;毒蛇の牙、ジャガーの爪、その他の動物の脅威に対して武器とした能力を持たせているという事です。

洋式大鎌の利点も似ているところがあるかもしれません(笑)。草むらに身体を近づけなくていいのは気持ち楽ですね。今の日本人は脚が長くなってしゃがんでいる事が結構苦手です。

 

三週目くらいの笹をブッシュ専用でない草用の洋鎌でやってもバッサバッサ行くところなどが「予想していたよりはるかに」というところです。
試して発見するのが楽しいと思います。

 

僕には別に先入観というものはないです。
たかが道具、されど道具みたいなところで、
他の正当な道具に対抗させるよりは、
除草剤による土壌や水質悪化に対する策として
意味を持ち得る事を感じると繰り返して来た次第です。

道具が増えて来ると、エンジンいじりが好きな人間でもキャブ清掃などに疲れる事があります。
田舎では刈り払い機以外に季節の道具が一連あります。
チェンソー、発電機、耕運機、ランマー、運搬車、等々等、ガソリン系の道具がずらっとあり、燃料を抜かないで冬越えさせたりするとガソリンの固形分が詰まったりしていちいち分解清掃する羽目になります。
偉い人は、一連の道具の燃料を最後まで燃焼させたり、定期的な吹かしを忘れませんし、イシイも忘れない時は、朝から12台とか連続でエンジンをかけて回ったり、メンテをして回りますけど、追い付かない時も多いです。

チェンソーと刈り払い機のキャブは精密機器のようなもので、2サイクルエンジン特有のあの要点この要点があり、忙しい人に限って欲しい時に使えないなどという事態に至り易いです。
修理は時間がかかり、その間にそこいらの草が気になります。

思うに、洋鎌は忙しい人の良きオプショナル・アイテムです。

騒音に弱い人、振動に弱い人、エンジンに弱い人にも役立つと思います。

刃は簡単に外せるので、子供がいる環境では、外して引き出しにでも保管しておけばいいです。

 

長く前置きしました。

 

写真のような状況では

洋式大鎌の作業スピードは、

なんとエンジン刈り払い機の倍くらいだったりします!

 

しかし、それには正しい手入れをしないといけません。

是非パート2をお読みください。